美術作家・佐貫絢郁による個展を東急プラザ原宿・ハラカド3階「ハラカドギャラリー」にて開催いたします。

本展は会場同フロア、KOKUYOの運営する「COPY CORNER」協力の元、リソグラフ・プリントの実験を重ね、本展はそのひとつの成果として複製芸術と原画性をめぐる作品たち(あるいはポスターたち)を展覧いたします。


佐貫は1993年静岡県生まれ、京都造形芸術大学大学院修了。これまでに長く取り組んでいる太い線が特徴的な線描のシリーズでは、風景や肖像からそれら固有の要素を間引き、特定のパースペクティブを逸したイメージをつくり出しています。
このイメージは広く受け入れられ、作家として活動する傍ら、書籍の装画をはじめ多くのアートワークも手掛けています。2022年から2023年にかけては、ポーラ美術振興財団在外研修生としてタイ・バンコクに滞在し、表現に新たな幅をもたらしました。


本展は、「COPY CORNER」協力の元、リソグラフを用いた実験を重ね、その成果として複製芸術と原画性に言及した展覧会を目指したものです。
佐貫のシグネチャーでもある太い描線に対して、リソグラフ・プリンターのスキャナ画面に「直接描いた」線を直感的に刷り重ね、さらにそのプリントへ加えて作家本人が描線を引くことすらします。
複製された線たちと、一回性が保たれた描線。会場には、それらが複雑に重ねられた平面作品が並びます。
従って展示空間は、佐貫によるリソグラフ・ポスターの見本市、あるいは、原画と複製画の間違い探しの場とも言えるかもしれません。


日程:6月29日(土)~7月28日(日)
※休廊日:6月1日・8日・16日・22日

会場:3F ハラカドギャラリー by 匿名希望画廊 HARAJUKU